整理収納コラム
Column
日本全体が片づけブーム
2017.02.10

お片づけ
今や「整理収納」をはじめとする片づけがキーワードとなるテーマは多岐に広がりを見せています。
「生前整理」「老前整理」「遺品整理」「婚前整理」「子どものお片づけ」「断捨離」書籍販売、各種セミナーや資格取得など、あらゆる角度から片づけが大きく捉えられている現代の日本。
人生という連続ドラマの中でモノと自分の在り方について、そろそろ今の暮らしを見直した方がいいのでは?
そんな問いかけが聞こえてくるようです。
片づけといっても誰からも教わることなく、何となく自己流でどのようにしていけばいいのかよく分からない。年月だけが過ぎ去り、気がついたら家の中がモノで溢れ、人が住むための家のはずがモノを所有するための家になってしまっている。手がつけられないほど大変なことになっている―
そのような人が実は多いと言われています。
モノを持っていることが一つのステータスであるという時代背景
子ども同士の会話でさえも、「もううちには○○がある」「○○さんの家には○○があるらしい」という一種の羨望モノをたくさん持つこと、持てることが成功者の証であるかのように。
この長きにわたるモノと人との関係の積み重ねが、今になって形を変え私たちの生活も思考も硬く縛られているのではと気が付いた時「消却」という新たな認識が生まれたのかもしれません。
自分にとって何が一番大切なのかを見つめ直す。
次のステージへ進むために、より人生を豊かなものにするためには一つの区切りとけじめが求められる。
簡単なようで難しい片づけ
でも避けては通れない道であるならばいっそお片づけブームに乗って楽しく始められてはいかがでしょう。
wrote:整理収納アドバイザー 酒井朋巳
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整理収納アドバイザー
酒井 朋巳
- 1970年11月生まれ
- 整理収納アドバイザー1級
- 整理収納アドバイザー2級講座認定講師
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有限会社 マルヤス運送 運行管理者
運送会社の配車業務を中心に内勤を担当する傍ら整理収納アドバイザーとして活動
大学生の長男、高校生の次男の母親です。