整理収納コラム
Column
整理の小さな効果
2017.02.16
手を動かして実際に整理してみる

モノと向き合うことや取捨選択をする作業にはエネルギーを使います。
長時間の片づけは集中力が途切れてしまうので、まずは短時間で効果を実感できる小さな引出しや狭いスペースから始めることをお勧めします。
整理の手順は
・引出しの中身を一旦全部出す
・使っているモノと使っていないモノを区別する
・使っているモノだけを元の引き出しに戻す

整理をするということはこの3ステップが基本です。
中身を全部出すことで新しくモノの見直しができ、これは何のためにあるのか、これからどのようにしたらいいのか向き合うことができます。
今は使っていないけれど、もしかしたらこれから使いたかったのかもしれないという気づきや、忘れていた懐かしいモノ、以前ずっと探していたモノを発見することもありそうです。
どんな環境になりましたか
整理をしてモノの数が減り、使うモノだけになった引出しとはどのような状態でしょうか。
上から見ると何がどれだけあるのかが一目瞭然です。
きれいに揃っている場所にあるモノは美しさを感じ、またその場所にきれいに戻したいと思えるようになります。
一度整理をした場所はもう簡単には散らからなくなるはずです。
そしてモノを大切に扱おうという気持ちのゆとりさえ持てるようになります。
小さなスペースからドミノ式にどんどん片づく

引出し一つの整理から始めてみると簡単に「やってよかった、スッキリした」と効果を感じられると思います。
そこから整理というものの楽しさや、今までは気が付かなかった前向きな気持ちになれること、さらに広範囲に渡る整理を進めていくことで大きな変化が訪れることになります。
整理の持つ大きな効果を知ってもっと楽しくお片付けに取り組んでいきましょう。
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整理収納アドバイザー
酒井 朋巳
- 1970年11月生まれ
- 整理収納アドバイザー1級
- 整理収納アドバイザー2級講座認定講師
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有限会社 マルヤス運送 運行管理者
運送会社の配車業務を中心に内勤を担当する傍ら整理収納アドバイザーとして活動
大学生の長男、高校生の次男の母親です。