整理収納コラム
Column
家族みんながくつろげるリビングへ
2017.05.26
綺麗に片づけたはずの部屋が、あっという間に散らかってしまうことはありませんか。
几帳面ではないし、忙しくてなかなか片づけをする時間がないから・・・と諦めている方も、ちょっとしたコツをつかめばモノの多いリビングも5分でスッキリ綺麗に片づけられるようになります。
まずは整理! 必要なモノと不要なモノを見極めましょう
今、リビングにあるモノは本当に必要なモノなのか判断します。もう誰も使っていない、具体的に使う予定もない、ここにあることすら忘れていたというモノは不要なモノです。すぐに散らかってしまうのはモノの量が多く、管理ができていないということです。今の生活の中で人の役に立っていないモノは思い切って処分したり、リサイクルショップに持って行くなどして家の外へ出してしまいましょう。
使用頻度の高いモノほど取り出しやすく戻しやすくし、住所を決める
リビングでは家族が食事、テレビを観る、宿題をする、アイロンがけ、新聞や本を読む、洗濯物を畳む、など、様々なことをする場所です。
モノが集まり、散らかりやすくなってしまうので、片づけやすい仕組みを作ります。
使い終わったモノを決まった場所(指定席)に戻すことが片づけをするということですが、特によく使うモノの指定席が戻しやすい収納であれば簡単に片づけることができます。テーブルや床に置きっぱなしになりがちなカバンや書類にも指定席を決め、その位置を家族みんなが共有していることが大切です。
いざという時に備え一目で分かる収納に
急に必要になる救急箱や裁縫道具は、すぐに使えるようにそれ一式をまとめて見やすく収納しておくと安心です。
細かなモノが多くごちゃごちゃになりがちで、すぐに取り出せずに焦ってしまったり、探す時間がかかってしまうこともあります。できるだけひと並べにし迷わず使えるようにしておきましょう。
また災害時の非常用持ち出し袋をリビングに置いていらっしゃるご家庭が多いのですが、収納スペースの奥に入り込んでいて取り出すのに時間がかかっていては困ります。避難経路の動線上にある収納庫や玄関の近くに指定席を設けておくと、いざという時に迅速な避難ができます。ぜひ一度ご確認することをお勧めします。
リビングは、どこの家庭でも家族みんなが集まり長い時間を過ごす場所ではないでしょうか。
だからこそ家族で会話が弾む、安心で居心地のいい空間にしたいですね。
wrote:整理収納アドバイザー 酒井朋巳
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整理収納アドバイザー
酒井 朋巳
- 1970年11月生まれ
- 整理収納アドバイザー1級
- 整理収納アドバイザー2級講座認定講師
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有限会社 マルヤス運送 運行管理者
運送会社の配車業務を中心に内勤を担当する傍ら整理収納アドバイザーとして活動
大学生の長男、高校生の次男の母親です。